地域ニュース

被害者の妹の供述調書要旨

2020/7/29 17:54

 私は2004年10月5日、母屋の離れの出入り口付近で犯人を目撃した。13年前の出来事なので、あいまいな部分もあるが、思い出せる限り話す。

 その日は少し体調が悪く、学校を休み、祖母と母屋にいた。布団を敷いて横になってテレビを見ていたら、外で自転車のスタンドを立てる「ガチャガチャ」という音がしたので、お姉ちゃんが帰ってきたと思った。

 お姉ちゃんは制服から上が黒、下がオレンジの服に着替え、台所のテーブルで私に背中を向けて何かしていたのを覚えている。昼食を食べていたのではないか。お姉ちゃんは「4時に起こしてね」と言い、ネコを抱いて母屋の勝手口から外に出たので、離れに向かったと思った。

 祖母がトイレに行っているとき、離れから女性の甲高い声が聞こえた。次第に「きゃーきゃーきゃー」というすごい悲鳴だと分かった。そのすぐ後に「どど、どど、どどどど」という階段を転がり落ちるような音が聞こえた。聞いたことのない悲鳴と音で、おかしいと思い、離れの出入り口に行った。

 「ぎゃーぎゃー」という大きな涙声の悲鳴が、扉の中から聞こえ、内側から「どんどん」と扉をたたく音が聞こえた。扉の前にはサンダルが1足だけ置かれていた。
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