中国地方で激しい雨 府中市で床下浸水や土砂崩れ
2020/7/29 20:44
中国地方は29日、梅雨前線の影響で局地的に雷を伴う激しい雨が降った。府中市では観測史上最大の1時間雨量を記録し、住宅などで床下浸水が相次いだ。
気象庁によると、同市では午後1時11分までの1時間で59・0ミリと非常に激しい雨が降った。1976年の統計開始以来最大だった2000年8月の57ミリを更新。午後6時現在、この日観測された1時間雨量としては全国の観測地点で1位だった。
同市によると午後4時半現在、市中心部で14件の床下浸水が発生。小規模の土砂崩れも起きた。
中国地方の他地点の1時間雨量は、いずれも最大で松江市43・5ミリ(全国3位)▽広島市中区38・0ミリ(4位)▽岡山県矢掛町32・0ミリ(6位)▽呉市30・0ミリ(7位)▽倉敷市29・5ミリ(8位)―など。岩国市羅漢山では22・0ミリだった。
広島地方気象台は、30日午後にも雨になる所があると予報し、落雷や突風、急な強い雨への注意を呼び掛けている。(松本恭治、野平慧一)
▽批准国増やし実効性を 「困難な道はこれから」 核兵器禁止条約が22日、発効する。広島と長崎の被爆者の訴えや世界の反核運動が実を結び、核兵器の開発から使用に至るまでが全面的に違法となる。これを「核兵...
広島県の新型コロナウイルス集中対策は18日、2月7日までの再延長期間に入った。県全体で出勤の7割減や外出機会の半減が求められる中、広島市中心部の通勤風景や繁華街の人波に目立った変化は見られなかった。...
広島県の新型コロナウイルスの集中対策が18日、2月7日までの再延長期間に入った。広島市全域の全飲食店への営業時間の短縮、県民への外出機会の半減を求めるより強い対策で、感染を抑え込むのを狙う。 広島市...
西日本高速道路によると、中国自動車道庄原インターチェンジ(IC)―東城IC間の上下線が雪や事故のため午後8時半ごろから通行止めになっている。同社が除雪作業をしているが、通行止め解除の見通しは立ってい...
新型コロナウイルス対策で、広島県は広島市内4区の住民と働く人たち最大約80万人に無料のPCR検査を任意で受けてもらう姿勢を変えていない。18日からの集中対策の再延長と合わせて打ち出し、原則として症状...