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カープ「噴霧隊」、客席を除菌 タンク背負いコロナ対策

2020/7/31
試合後、マツダスタジアムの客席を消毒する清掃スタッフ=29日午後9時33分、広島市南区(撮影・安部慶彦)

試合後、マツダスタジアムの客席を消毒する清掃スタッフ=29日午後9時33分、広島市南区(撮影・安部慶彦)

 新型コロナウイルス禍の中、今月10日に球場での公式戦観戦が解禁されたプロ野球とJリーグ。広島市に拠点を置く広島東洋カープとサンフレッチェ広島は、各スタジアムで感染防止策に入念に取り組んでいる。カープは試合前後、客席に除菌剤を散布。サンフレは入場時の検温などの対策を講じ、安心して観戦できる環境づくりに力を入れている。

 試合後、観客がいなくなったマツダスタジアム(南区)。清掃スタッフ12人が内外野席に姿を現した。通称「噴霧隊(ふんむたい)」。タンクを背負って1列に並び、客席に霧状の除菌剤を吹き付けながら歩く。試合のある日の朝も散布し、開場前には1席ずつ丁寧に布で拭いて回る。

 熱中症対策も講じている。スコアボード近くにマスクを外してくつろげる「マスクフリーエリア」を設けた。隣の人との空間を確保するため、直径約2・5メートルの円形のカーペット15枚を敷き、中心に椅子を置いた。タオルなどをぬらせるよう、コンコース2カ所に水道を増設した。

 松田一宏オーナー代行は「ファンが、球場内にはウイルスがないと思える状態にしたい。来場時のマスク着用などにも協力してほしい」と呼び掛けている。

 サンフレは、Jリーグの指針に沿って安全対策を取る。エディオンスタジアム広島(安佐南区)の入場口で検温を実施。応援時の手拍子や旗を振るなどの行為を禁止するほか、客席は前後左右に1席空けて指定する。トイレや入場口など計50カ所に除菌用の消毒液も置いている。

 山西博文運営部長は「皆さんの応援が選手の勇気になる。安心してスタジアムに来ていただけるよう万全を期す」と話している。(城戸昭夫) 


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  • マツダスタジアムのマスクフリーエリア
  • エディオンスタジアム広島に入場する前に検温をするサポーター(18日、広島市安佐南区)

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