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コロナ「第2波」と危機感 山口知事「お盆帰省慎重に」

2020/7/31
新型コロナの感染拡大を警戒して「帰省は慎重に検討してほしい」と協力を求める村岡知事

新型コロナの感染拡大を警戒して「帰省は慎重に検討してほしい」と協力を求める村岡知事

 村岡嗣政知事は、31日の定例記者会見で全国で連日、新型コロナウイルスの感染者が千人以上出ている状況について「事実上の第2波」と危機感をあらわにした。山口県内での感染拡大を防ぐため、お盆の県外からの帰省は「慎重に検討してほしい」と呼び掛けた。一方、患者が急増した場合でも対応できる医療態勢が整っているとの認識を示した。

 村岡知事は「政府が定義するものだろうが、今の状況を見れば事実上の第2波。全国の波が大きくなると、山口の波も大きくなると当然考えるべきだ」と強調した。県内では7月15日に71日ぶりに感染を確認。30日までの2週間で16人の感染を確認している。こうした中で帰省シーズンを迎えることについて村岡知事は「移動を止める考えはない」とした上で「帰省そのものを家族、友人と相談して慎重に検討していただきたい」と求めた。

 また、症状があれば帰省を自粛し、帰省する場合でも2週間前からは感染リスクの高い夜の繁華街を訪れないようにするなどの対策を求めた。帰省後に症状が出た際は特にお年寄りとの接触や会合への出席は絶対に避けるよう訴えた。

 30日時点で県内での感染確認は52人で、うち14人が入院している。県はピーク時の患者を421人と推計し、宿泊施設を含め1061人分の病床・室を確保している。1日最大千件のPCR検査ができる体制を整えており、感染が拡大しても対応できるとしている。村岡知事は「感染者や検査数が増えてもスムーズに対処できるように運用していきたい」と話した。(渡辺裕明) 

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