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室津半島はイタリア似、オリーブ講習 平生町振興策、育て方のこつ学ぶ

2020/8/1

 オリーブ栽培の講習会が1日、山口県平生町であった。町域を含む室津半島をイタリア半島に見立てた振興策「イタリアーノひらお」推進事業の一環。計2回に16人が参加し、173本の苗木がある同町佐賀の阿多田オリーブパークで育て方のこつを教わった。

 「イタリアーノひらお」推進事業は、突出した特色が少ない町内にイタリアに関係する特産品や産業を創出して、観光振興に結び付ける狙い。地中海のイタリア半島と周防灘に突き出た室津半島が似ていることに着目した。地図を並べると、確かに長靴の爪先にシチリア島が浮かぶイタリア半島と、上関海峡を挟んで長島がある室津半島には共通点が多いようだ。

 この日は、事業の中心を担い、同公園のオリーブを育てる町地域おこし協力隊員の宮崎孝志さん(28)が講師を務めた。苗木の根の外側に円を描くように浅い溝を掘って肥料をまくなど、栽培のポイントを解説。参加者は宮崎さんから教わりながら体験した。

 害虫が付いた葉や病気になった枝を見せながら、対処法も伝えた。参加者は「盛り土をビニールなどで覆ってもいいか」などと質問し、メモを取りながら熱心に聞いていた。

 実習に先立つ座学では、「オリーブを使った製品には、茶やせっけんもある」と紹介。同町宇佐木のパート上部富夫さん(64)は「オイル以外の活用法があるとは知らなかった。実家の畑で育てて町のPRにも貢献したい」と笑顔だった。

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  • 宮崎さん(右端)のオリーブ栽培の説明に聞き入る町民たち

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