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【被爆電車1945―2020】<写真特集>「あの日」伝え今も

2020/8/2
街並みは変わっても「あの日」と同じく、広島市内を走り抜ける652号

街並みは変わっても「あの日」と同じく、広島市内を走り抜ける652号

 原爆投下の目標とされた相生橋(広島市中区)を力強く渡っていく広島電鉄の古めかしい路面電車。ビルの谷間を車やバスと並走する姿はどこか誇らしげだ。75年前の「あの日」を知る被爆電車を追った。

 現存する5両のうち、営業運転するのは「651号」と「652号」の2両。平日ほぼ毎朝、元気に市民を運ぶ。

 引退した3両はそれぞれの余生を送る。被爆当時の薄い紺色と灰色に塗り替えられた「653号」は主に平和学習など夏の特別運行に使われ、今年も8月6日の運行に向けて試運転を重ねる。「654号」は、ヌマジ交通ミュージアム(安佐南区)で屋外展示中だ。

 最も古い1925(大正14)年製造の「156号」は江波車庫(中区)で保存されている。

 被爆75年、改めてその存在が際立つ。(写真と文、川村奈菜)


この記事の写真

  • 被爆当時の鉄枠が車輪の回りに残る653号を点検する整備士(魚眼レンズ使用)
  •  原爆ドームそばの相生橋を試運転で渡る653号の運転士
  • ヌマジ交通ミュージアムの館内には651号の模型も展示されている
  • 雨漏りを修繕し、色を塗り直した痕が目立つ654号の屋根
  • 江波車庫に保存されている156号。動かすことはできない
  • 被爆建物の旧日本銀行広島支店前を走る651号

上記の写真をクリックすると拡大して表示されます。

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