福山市長に枝広氏が再選 公選制後初の無投票
2020/8/2 23:10
任期満了に伴う福山市長選が2日告示され、無所属現職の枝広直幹氏(64)=自民、立憲民主、国民民主、公明推薦=以外に立候補の届け出はなく、無投票で再選が決まった。同市長選が無投票となるのは、公選となった1947年以降で初めて。
枝広氏は2月の市議会定例会で立候補を表明。JR福山駅前の再生や防災力の向上などを掲げた1期4年の実績を掲げ、「次の4年で成果を確かなものにする」などと訴えた。地元選出の国会議員や県議、市議の多くが支援したほか、連合広島の推薦も受けた。
市長選を巡っては、共産党が「有権者に選択肢を示したい」と候補の擁立を探ったが、7月上旬に断念。それ以外に立候補に向けて目立った動きは見られなかった。(門戸隆彦)
枝広直幹(えだひろ・なおき)氏 80年大蔵省入り。石川県総務部長、財務省主計官、中国財務局長、内閣審議官、近畿財務局長などを歴任。15年4月まで製鋼原料商社社長。福山市出身。一橋大卒。
▽コロナ問題 全力尽くす
枝広市長の話 この4年に出てきた変化を確かなものにするのが責務。今後出てくる新たな課題にも的確に対応し、福山を輝く、活力ある都市にしたい。新型コロナウイルスの問題は長く市民生活に影響を与える。この問題を乗り越えるためにも全力を尽くす。
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