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【激震 ダブル市長選】安芸高田・三原市長選告示 6新人が論戦火ぶた

2020/8/2 23:10

出陣式で支持者と気勢を上げる三原市長選の立候補者=手前右から2人目(画像の一部を修整しています)

 昨年7月の参院選広島選挙区を巡る大規模買収事件で、前法相の河井克行被告(57)=衆院広島3区=から現金を受け取ったと認めて前市長が辞職したのに伴う安芸高田、三原の両市長選が2日、告示された。安芸高田市長選は新人2人、三原市長選は新人4人がいずれも無所属で立ち、「政治とカネ」の問題やまちづくりなどを巡って7日間の論戦をスタートさせた。ともに9日に投開票される。

 選挙戦では、大規模買収事件で市民の政治不信が高まる中、信頼をどう取り戻すかが問われる。人口減少対策や防災対策、教育環境の充実など、暮らしに身近な政策も論戦の大きな柱となりそうだ。新型コロナウイルスの感染が広島県内で再拡大する中、各陣営は感染防止対策を徹底しながら支持拡大を図る。

 安芸高田市長選は、前副市長の竹本峰昭氏(66)と、元銀行員の石丸伸二氏(37)の2人が届け出た。

 行政の継続を主張する竹本氏は、人口減少対策や新型コロナ対策を重要課題と位置付ける。41年間の行政経験を生かして市政の信頼回復を目指すと強調する。

 市政の刷新を打ち出す石丸氏は、政治再建、都市開発、産業創出を公約の3本柱に掲げる。都市銀行での勤務経験を生かし、財政健全化に取り組むと訴える。

 児玉浩前市長(57)は4月に無投票で初当選した後、克行被告から計60万円を受け取ったと認め、7月3日に辞職した。2004年3月に6町が合併した後では6回目(このうち3回は無投票)の市長選となる。

 市選管によると、1日現在の選挙人名簿登録者数は2万3945人。直近で選挙戦となった16年4月の投票率は58・35%だった。

 三原市長選には、元市消防職員の角広寛氏(61)、教育団体代表の岡田吉弘氏(35)=自民推薦、元市議の荒井静彦氏(68)、イベント企画会社社長の藤岡輝久氏(50)の4人が立った。立候補者数は、05年3月に1市3町が合併した後の市長選で最多となった。

 「政治とカネ」の問題を踏まえた行政運営の透明性などのほか、市内で着工した民間の産業廃棄物処分場を巡る水質保全の方策などが争点。岡田氏はITを活用した教育の充実、荒井氏は給食無料化などの子育て支援、角広氏は市独自の水源保全条例の制定、藤岡氏は政治への関心を高める必要性などを訴えている。

 天満祥典前市長(73)は克行被告から計150万円を受け取ったと認めて6月30日に辞職した。市選管によると、1日現在の選挙人名簿登録者数は7万7689人。17年4月の前回選の投票率は57・22%だった。(和泉恵太、馬場洋太)

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  • 安芸高田市長選の出陣式で支持者の激励を受ける立候補者=手前左(画像の一部を修整しています)

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