広島市で路線バス運転士感染 福山・海田の30代も 新型コロナ、県内392人【動画】
2020/8/7 21:26
広島県と広島市、福山市は7日、新型コロナウイルスに新たに計3人が感染したと発表した。広島市の1人は広島電鉄(中区)の路線バスの30代の男性運転士。市によると、マスクの着用や運転席のビニールカーテンの設置など感染予防対策がされており、乗客に濃厚接触者はいない。
市と同社によると、男性は7月28日に喉の違和感を覚え、今月3日に微熱が出た。5日に医療機関を受診し、PCR検査で6日に感染が分かった。7月27、28日と31日〜8月3日に勤務で、広島バスセンター(中区)や山田団地(西区)などを通る「山田団地線」のバスを運転。同社は運転した車両や事務所などを消毒した。濃厚接触者の社員2人は自宅待機している。
福山市の1人は、30代の会社員。性別は非公表。市によると、4日に熱などを発症し、7日のPCR検査で陽性となった。
もう1人は、海田町の30代。広島県によると、7月28日に微熱やせき、関節痛が出て、今月6日にPCR検査をして感染が判明した。広島市が6日発表した30代の感染者の同僚で、発症は3日早いという。
再陽性を除く感染者の累計は広島県内で392人(広島市249人、福山市57人、海田町3人)となった。
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