コロナ禍のお盆、帰省客まばら 中国地方【動画】
2020/8/8 23:14
お盆に合わせた帰省が8日、中国地方で始まった。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、JR広島駅(広島市南区)では帰省客の姿はまばら。例年とは違うお盆の光景となった。
同駅では新幹線が到着しても家族連れの帰省客は少なく、閑散としていた。東京から広島市南区の実家に帰省した会社員男性(28)は「悩んだが、親が顔を見たそうだったので帰ってきた。広島で外に出る予定は入れておらず、家でゆっくり過ごす」と話していた。
JR西日本広島支社によると、例年のお盆期間中は広島駅を発着する新幹線自由席の下りの乗車率は100%を超える便が多いが、今年は午後2時台で20〜30%にとどまった。羽田発広島行きの飛行機も例年と異なり、空席の目立つ便が相次いだ。西日本高速道路中国支社によると、同日夕までに管内で大きな渋滞はなかった。(浜村満大)
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