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三次ワイナリーで仕込み作業 10月下旬に初出荷
2020/8/8 19:37
12品種のブドウでワインを製造する広島三次ワイナリー(三次市東酒屋町)が、ことし収穫されたブドウを使った仕込み作業に取り組んでいる。三次ピオーネ生産組合(同)が出荷したハウス栽培のピオーネを使い、10月下旬の初出荷を目指して醸造する。
仕込み作業は7日に開始。初日はピオーネ約2・5トンを破砕機に入れ、圧搾機で果汁を搾った。糖度は17度。12度前後の温度に保った貯蔵タンクで約2週間発酵させた後、熟成を進める。新酒は「ピオーネヌーボー」として赤、白、ロゼの3種類を販売する。
今後は、マスカット・べーリーAやシャルドネなどの品種の醸造が盛んになる。2020年産ブドウ約120トンから12万本を製造する見込み。太田直幸醸造長は「長梅雨の天候不順で厳しい生産環境だったが、高品質のワインを送り出したい」と意気込む。(石川昌義)
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