広島市で5人感染 新型コロナ、経路は別々 「お盆後に家庭内感染増加も」【動画】
2020/8/10 14:55
広島市は10日、市内で新たに5人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。5人の感染経路は別々で、うち4人は軽症、1人が無症状だった。
市によると、50代と80代の2人は、既に公表されている市内の感染者の親族だった。20代は県内の感染者と同じ場所で働いていた。別の20代の感染経路は調査中。無症状の40代は、市が8日に公表した感染者の職場の同僚に当たる。
市役所で記者会見した阪谷幸春・保健医療担当局長は「家庭内感染が多く、お盆の後にさらに増えると考えている」と説明。発熱などの症状がある場合、食事や寝る部屋を家族と別にし、かかりつけ医などに連絡するよう呼び掛けた。
市内の再陽性を除く感染者の累計は258人、約2カ月ぶりに感染が公表された7月以降で175人。県内の累計は408人となった。
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