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松江の高校クラスター新たに3人感染 計96人国内最大級、厚労省の対策班要請 新型コロナ

2020/8/11

新たに3人の感染が判明し、記者会見する松江市健康部の小塚豊部長

 松江市にある私立の立正大淞南高サッカー部で発生した新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)に関し、同市は10日夜、新たに生徒2人と、生徒の同居人の計3人が感染したと発表した。クラスターに関連した感染者は計96人に膨らみ、国内最大級。大半は寮生で、市は寝食を共にする中で広がったとみて全容解明を急ぐ。 

【グラフ】中国地方の新型コロナウイルス感染確認者数


 新たに判明した3人のうち1人は寮生のサッカー部員で、10日に発熱した。ほかは自宅から通う野球部員、自宅通学で感染が判明しているサッカー部員の同居人。

 市は校外への感染拡大を防ぐため、全生徒や教職員たちを対象にPCR検査を進めている。10日午後11時半時点で、生徒196人、教職員38人、自宅通学生の同居者29人分を終了。さらに生徒96人分は、11日以降に結果が判明する。

 10日夜に市役所で記者会見した松江市の小塚豊健康部長は新たな3人について「同一の感染源と推定している。市中感染が広がっている状況ではない」と強調した。厚生労働省のクラスター対策班の派遣を要請したと明らかにした。

 市によると、8、9日に判明した男子生徒87人のうち、81人が同部の専用寮「陽光寮」に入居し、6人は自宅から通っていた。同部に関わる40代、50代の教員の感染も判明。このほか8日に感染が確認された市内在住の70代男性も寮に仕事で出入りし、同居人3人の感染も確認されている。

 サッカー部は、7月下旬から8月上旬にかけて大阪、鳥取、香川の3府県へ遠征していたという。松江市は遠征先で部員が感染し、寮で広がった可能性があるとしている。

 市内で発生したクラスターは、4月の接客を伴う飲食店での発生に続いて2回目。島根県での感染確認は計126人となった。

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