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アシカのニーナ、無事出産 アクアス、妊娠3度目でようやく

2020/8/12 21:17
ニーナ(右)と雌の赤ちゃん

ニーナ(右)と雌の赤ちゃん

 しまね海洋館アクアス(浜田、江津市)のカリフォルニアアシカ「ニーナ」(11歳)が、雌の赤ちゃんを出産した。3年連続で妊娠しているが、過去2回は流産と死産だった。親子で仲良く寝そべっている姿を楽しめる。

 7月30日午前に出産し、夕方には初めて授乳。赤ちゃんは体重が6キロを超え、母子ともに元気という。担当の藤井梨紗飼育員(27)によると、ニーナはおっちょこちょいな性格だが、赤ちゃんを水辺に行かせないような動きを見せるなど、母親の自覚が芽生えた様子。「通常はパフォーマンスを見てもらうことが多いが、今しか見られない姿を楽しんでほしい」と話す。

 同館でのカリフォルニアアシカの誕生は、ニーナが生まれて以来となる。昨年9月にレオ(6歳)との交尾が確認され、今年2月に妊娠が分かった。最近はパフォーマンスを休止し「産休」に入っていた。

 2018年に初めて妊娠したが、流産に。昨年の出産は時間がかかりすぎ、赤ちゃんが酸素不足で死亡した。飼育員は今回、より環境整備に気を配った。妊娠後も来館者に出産や子育てまでの過程を見てもらおうと通常のプールで過ごさせる一方、出産直前は水中に入るのを防ぐバリケードを設置。筋力の弱い赤ちゃんが溺れないよう予防した。

 同館は「ニーナは間近で出産を見た経験がなく、ノウハウが蓄積できていなかったのではないか。今回はこれまでの経験が生きた」とする。(下高充生)

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