【速報】松江市立病院職員が新型コロナ感染 立正大淞南高クラスターで17日判明の女性
2020/8/18 15:45
松江市は18日、17日に新型コロナウイルスへの感染が判明した市内在住の30代女性について、市立病院の職員と発表した。8日から勤務しておらず、市は院内での濃厚接触者はいないとしている。
女性は、8日に感染が分かった私立立正大淞南高(同市)の寮に出入りしていた70代男性と同居する家族。濃厚接触者として9日にPCR検査を受けて陰性だったが、17日に嗅覚障害を訴えて再び検査を実施し、陽性が分かった。軽症という。
市役所で会見した松浦正敬市長は、女性が8日から勤務していないことに触れ「院内での感染の可能性は極めて低い」と強調。「地域の基幹病院であるため、万一の可能性を残さないためにも、院内の接触者を幅広く、迅速に検査する」と述べた。市は接触者である病院関係者や患者たち約70〜80人を対象に検査をする方針。
同高サッカー部の寮で発生したクラスター(感染者集団)の感染者は関連も含めて計104人となり、県内での感染確認は計133人となった。
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