防災と継承、さらなる一歩 広島土砂災害、20日で6年
2020/8/18 21:53
広島市安佐南、安佐北両区で災害関連死を含めて77人が犠牲になった2014年8月の広島土砂災害は20日、発生から6年となる。被災地では今夏、砂防・治山ダムなどを整備する対策事業が完了したものの、雨水排水施設などを設ける市の「復興まちづくりビジョン」の遅れが目立つ。この6年間、西日本豪雨(18年7月)をはじめ、各地で豪雨災害が相次ぎ、大切な命が奪われた。広島土砂災害の被災地でも風化にあらがい、記憶を次代へ継承する動きが広がる。災害に強いまちへと歩む被災地の今をみる。(藤田龍治、木原由維)
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