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療養ホテル3カ月で2億9400万円 広島県借り上げ料、利用12人

2020/8/20 6:40

広島県庁

 広島県は19日の県議会生活福祉保健委員会で、新型コロナウイルスの軽症、無症状の感染者の療養先として4月から3カ月間借り上げた県内のホテル1棟(130室)の賃料が2億9400万円だったと明らかにした。県議からは妥当性の検証を求める意見が出た。

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 県によると4月20日〜7月20日に借り、うち4月21日〜5月31日の41日間で12人が利用した。賃料には宿泊部屋に加え、運営本部や資材を置いた会議室などが含まれるという。全て新型コロナ対策の国の交付金で賄う。

 県医務課の伊東典代課長は生活福祉保健委で、事前調査で協力を申し出たホテルの中から室数、感染者とスタッフのスペースの分けやすさなどを踏まえて総合的な判断で選んだと説明。「国が定めた1室当たりの基準に沿って借り上げており、必要な経費だった」と理解を求めた。

 これに対し、県議の1人は必要性を認めつつ「1カ月に1億円かかっている。公的な金を使っているのだから、終了後の検証をするべきだ」と注文した。

 伊東課長は終了後、「新たに協力を申し出る施設も出ている。条件を設定した上で応募してもらう方法も検討したい」と話した。

 県は唾液を検体に使うPCR検査で、16日時点で673の医療機関が協力を申し出たことも報告した。名称は非公表。準備が整ったところから始めており、9月には検体を回収するルートも整えて本格運用するという。(宮野史康)

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