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柳井・白壁の打ち水、夕涼み演出 石畳の通りの熱気沈める

2020/8/20 21:42
白壁の町並みで石畳に打ち水をする住民や商店主

白壁の町並みで石畳に打ち水をする住民や商店主

 商都・柳井の白壁に舞う水が、真夏日に夕涼みを演出した。観光名所「白壁の町並み」の住民や商店主の有志による打ち水が13日、石畳の通りの熱気を沈めた。

 市内の気温が34・1度まで上がったこの日、集まったのは約10人。夕方4時半から水をまくと、風も吹き、軒先に飾られた市の民芸品金魚ちょうちんも涼しげに揺れた。

 「この日に何かやりたかった」と、企画者で文具店を営む木阪泰之さん(57)。例年、一帯が約10万人で埋まる柳井金魚ちょうちん祭りのある日だが、今年はコロナ禍で中止。団体観光客も途絶える中、通りを盛り上げたかったという。

 祭りに着ていく予定だった浴衣姿で参加した、近くの柳井中1年三沢佳歩さん(13)。「祭りの代わりに風情ある企画に関われて楽しかった」と、ほおを緩めた。

 打ち水は、日陰の路面で行うと体感温度が約1度下がるとして、環境省も推奨する。木阪さんは「思いのほか涼しくなった。継続も考えたい」と手応えを感じていた。(堀晋也)

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