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ネット上の感染者中傷慎んで 山口知事、県内急増で訴え

2020/8/21
感染者への気配りをメッセージボードで発信する村岡知事

感染者への気配りをメッセージボードで発信する村岡知事

 山口県内で新型コロナウイルスの感染が急増しているのを受け、村岡嗣政知事は、21日の定例記者会見で感染者に対し心ない言動を慎むよう求めた。中でも小学生にも感染が出ている状況について「学校に戻る子どもたちが重たい気持ちを抱えなくて済むよう、温かく迎えてほしい」と呼び掛けた。

 県内では5月の大型連休を最後に新型コロナの感染はいったん収束をみたが、7月15日から「第2波」が到来。今月20日には1日の把握で最多となる11人を確認し、再陽性を除き全体で98人(21日午後5時現在)となった。児童の感染も19、20日と相次ぎ確認され、在籍する宇部市と山陽小野田市の小学校は休校している。

 こうした状況から村岡知事は今後も子どもの感染が続くと想定し「思いやりの気持ちについて各家庭で話し合って」と述べた。インターネット上では感染者を誹謗中傷(ひぼうちゅうしょう)するコメントが飛び交っていると批判。「感染者(特に子ども)への心ない言動は、絶対にやめて!」と書かれたボードを掲げて訴えた。

 また、20日に盆の会食で8人の感染が判明した件について、感染経路が特定できているとしてクラスター(感染者集団)ではないとの認識を示した。「直ちに外出自粛や休業要請をすることは考えていない」とした。

 また、感染対策に当たる保健所職員の負担を軽減するため、新型コロナの電話相談業務を24日午前9時から東京のコールセンターに外注し、24時間対応にすると発表した。専用相談ダイヤルTel083(902)2510。(門脇正樹) 

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