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育鵬社の教科書採用せず 呉市教委、歴史と公民は東京書籍に

2020/8/22 13:58

 呉市教委は21日、教育委員会会議を開き、市立の中学などで来年度から4年間使用する教科書を採択した。同市は、中学校社会科の歴史と公民で育鵬社の教科書を使う広島県内唯一の自治体だったが、今回は採用しなかった。

 寺本有伸教育長と4人の教育委員が、市内の校長たちが務める選定委員からの報告を受けて審議。「生徒が主体的に取り組める」「多面的な視点で学習できる」などの理由から、歴史と公民は東京書籍の教科書を選んだ。

 同市の教科書選定を巡っては、育鵬社を選んだ2015年の審議で、基礎資料となる評価表「総合所見」に多数の誤記があったことが市民の指摘で分かった。これを受け市教委は、17年に行った市立小の教科書選定からチェック体制を強化するなどの対策を取った。(仁科裕成)

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