松江の高校クラスター、106人に 新型コロナ 市、23日の感染者の性別・年代を公表せず
2020/8/24 15:08
松江市は24日、同市の私立立正大淞南高サッカー部の寮で発生した新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)に関し、23日に新たに判明した市内在住の感染者について、性別や年代を明らかにしなかった。9日に感染が分かった生徒の濃厚接触者で、市は「10日から自宅待機をして感染拡大の恐れが低く、本人の意向」と説明している。クラスターは関連も含めて計106人となり、島根県内での感染確認は計135人となった。
新たな感染者は、10日にPCR検査を受けて陰性だったが、22日に味覚障害を訴えたため、23日に再検査をした。軽症という。クラスター関連の検査で、陰性から陽性になった感染者はこれで6人となった。
このほかのクラスター関連では、17日に感染が判明した市立病院に勤務する30代女性の接触者計92人の検査が終わり、全員が陰性だったと説明。また、19日に鳥取県が発表した米子市の30代男性について、男性が勤務する松江市内のガソリンスタンドの従業員や利用者の検査49件も全て陰性だったとした。
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