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【速報】流川ビル火災 元飲食店店長に禁錮4年求刑

2020/8/25 11:13

火災で歓楽街に大きな炎が上がり、煙が一帯に立ち込めた(2015年10月8日午後10時、広島市中区流川町)

 2015年に6人が死傷した広島市中区流川町の雑居ビル火災で、ゴキブリ駆除のために使った火を建物に燃え移らせたなどとして重過失失火と重過失致死傷の罪に問われた飲食店の元店長高沢愛章被告(29)=同市中区=の求刑公判が25日、広島地裁であり、検察側は禁錮4年を求刑した。弁護側は無罪を主張して結審した。

 起訴状などによると、ビル内の飲食店で店長だった高沢被告は15年10月8日午後9時40分ごろ、段ボールや廃油缶などの可燃物が置かれたビル1階のスペースで、ゴキブリにアルコールスプレーを吹き掛けてガスバーナーで複数回、火を付けて駆除。その際、段ボールなどに引火させ、木造2階建てのビルを全焼させた上、2階にいた会社員男性=当時(36)=たち3人を急性一酸化炭素中毒などで死亡させ、男女3人の顔などにやけどをさせた疑い。

 高沢被告は17年6月に広島県警に書類送検され、広島地検が18年4月に在宅起訴した。高沢被告は公判でガスバーナーを使ってゴキブリを駆除したことを認める一方、火災との因果関係を否定し、無罪を主張している。

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