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砂防ダム土砂撤去終了 西区井口台、7月の大雨で土石流

2020/8/25 21:05
流木や土砂で埋まった井口台の砂防ダム(7月7日)

流木や土砂で埋まった井口台の砂防ダム(7月7日)

 大雨の影響で7月に土石流が発生した広島市西区井口台で、砂防ダムにたまっていた土砂の撤去が終わった。国土交通省広島西部山系砂防事務所が25日、発表した。台風シーズンを前にダム機能が回復し、住民は安心している。

【動画】土石流、砂防ダムが止める

 現場では7月6日夜、住宅地背後の山が山頂付近から崩れて、土石流が発生。高さ9メートルで、1200立方メートルの容量がある砂防ダムが土砂や流木でいっぱいになった。下流の住宅地への被害はなかった。

 砂防事務所は同13日から小型重機やクレーンを使って撤去を進め、今月24日に終えた。工務課の河内俊雄課長(47)は「土砂を再び受け止める態勢ができた。今後も自治体の避難情報に気をつけて、適切な行動をとってほしい」と話した。

 地元の井口台地区社会福祉協議会防災部長の青原春男さん(75)は「暑い中で作業をしてもらい、地域では早い対応で助かったとの声が上がっている。今後も早めの避難対策をしたい」と気を引き締めていた。(赤江裕紀)


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  • 土砂撤去作業をほぼ終えた井口台の砂防ダム(8月20日、いずれも国交省広島西部山系砂防事務所提供)

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