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【詳報・克行被告元秘書第5回公判】弁護側被告人質問 「遊説業務、管理していない」

2020/9/1 19:13

 前法相の衆院議員河井克行被告=公選法違反罪で公判中=の妻案里被告=同=が初当選した昨年7月の参院選広島選挙区で、車上運動員14人に違法な報酬を支払ったとして同法違反罪に問われた克行被告の元政策秘書高谷真介被告(44)の第5回公判が5日、広島地裁で開かれ、弁護側の被告人質問があった。高谷被告は「報酬額の決定に関与していない」などと述べ、あらためて無罪を主張した。やりとりの詳報は次の通り。

 ■弁護側の被告人質問

 弁護人 河井克行代議士の政策秘書としての業務は。

 被告 代議士が出席できない会議、会合に出席し、政治資金パーティーの運営などを主な業務にしていた。

 弁護人 1年間にどれくらい広島にいるのか。

 被告 年明けや夏に自民党支部のパーティーで1泊2日や2泊3日で広島にいる。

 弁護人 政策秘書はいつ辞めたのか。

 被告 起訴された翌日に退職を届け出た。今は知り合いの紹介の印刷会社で働いている。

 弁護人 2015年4月から克行代議士の秘書として働いている。同年の広島県議選で案里氏の選挙を手伝っていますね。その時の役割は。

 被告 名簿に従って会社を訪問し、支持拡大を訴えていた。

 弁護人 全体の調整役か。

 被告 していない。

 弁護人 遊説に関する業務は誰が担当していたか。

 被告 立道(浩)さんだと思います。

 弁護人 なぜ立道被告だったのか。

 被告 私は案里さんの選挙の手伝いは初めてで、立道さんは過去の選挙からお手伝いされていた。過去の経験もあるし、広島をよく知っている。私は人も道も分からない。

 弁護人 2017年の衆院選で克行代議士の選挙に初めて関わっている。どれくらい広島にいたのか。

 被告 40日程度だと思います。事務長として事務所内のとりまとめをした。

 弁護人 具体的には。

 被告 選挙はがきや電話作戦などのとりまとめ。

 弁護人 事務所外での業務は。

 被告 管理していない。
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