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立正大淞南高が3週間ぶりに学校再開 4日まで分散登校、コロナ感染予防研修も

2020/9/1 20:23
体育館で松江保健所職員の説明を聞く立正大淞南高の生徒たち

体育館で松江保健所職員の説明を聞く立正大淞南高の生徒たち

 新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が発生した松江市の私立立正大淞南高が1日、学校を約3週間ぶりに再開した。2学期の始業式後、サッカー部の寮での感染拡大を踏まえて、松江保健所の職員から手洗いを徹底するなど感染予防策の研修を受けた。

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 生徒は1〜3年の学年ごとに分かれて登校した。始業式は「3密」を避けるため、各教室で実施。北村直樹校長が放送で「支援していただいた人に恩返しをする気持ちで、クラスターの前のように夢や目標に向けて頑張っていこう」とエールを送った。4日まで分散登校し、7日から通常に戻し、部活動も再開する。

 この日は、同校が松江市に依頼して衛生教育研修を開いた。保健所職員が寮内での風呂や食事の際に、こまめな換気と密集しないことを習慣化するよう呼び掛けた。手洗いはせっけんをつけて2回するとウイルスが100万分の1になるなどの説明もあった。同校は全生徒309人に消毒液を携帯させている。

 クラスターは8月8日に初めて感染者が確認されて以降、サッカー部の寮生を中心に1日夕時点で関連も含めて計108人にまで広がった。同校は当初、8月18日に2学期を始める予定だった。(高橋良輔) 

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