地域ニュース

台風9号が影響 中国地方で強風、交通に乱れ

2020/9/3 22:57
強風が吹く中、自転車を押して橋を渡る人たち=3日午前8時46分、広島市西区(撮影・高橋洋史)

強風が吹く中、自転車を押して橋を渡る人たち=3日午前8時46分、広島市西区(撮影・高橋洋史)

 台風9号の影響で3日、中国地方でも強風が吹き、9月の観測史上1位の最大瞬間風速を記録した地域が相次いだ。JR山陽新幹線が始発から運転を見合わせるなど交通機関が乱れた。南から暖かい空気が流れ込み、各地で気温が上昇した。

 気象庁によると、中国地方の80の観測地点のうち、12地点で最大瞬間風速が観測史上1位となった。萩市須佐27・0メートル▽山口市徳佐26・9メートル▽益田市高津24・7メートル▽島根県川本町24・4メートル▽広島県安芸太田町18・2メートル―などだった。

 広島市中区では23・7メートルを記録。太田川放水路に架かる広島南道路の太田川大橋(西区)ではこの日午前、橋の下の護岸に白波が立つ強い風の中、自転車を押して歩く人の姿が見られた。

 JR西日本は、山陽新幹線の広島―博多間で始発から運転を見合わせた。午前8時ごろから運行を開始。22本が運休し、2010人に影響した。在来線では山陽線が三原市内で、芸備線が広島市安佐北区内で倒木が発生。運休や遅れが出た。廿日市市の宮島口と宮島を結ぶフェリー2社も始発から欠航が相次いだ。

 福山市(35・9度)など22地点で最高気温が35度以上の猛暑日になった。また鳥取市青谷(38・1度)など7地点で9月の観測史上最高を記録。鳥取市青谷は今年の最高気温でもあった。7地点はこのほか、岡山市北区37・1度▽倉吉市34・8度▽島根県隠岐の島町32・5度―などだった。(松本恭治)

  • 前の記事へ
  • 次の記事へ

 あなたにおすすめの記事

同じ日のニュースの記事
一覧