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安芸太田町議長が議長職辞任を表明 河井前法相から現金

2020/9/4 19:54

矢立孝彦議長

 昨年7月の参院選広島選挙区を巡る大規模買収事件で、前法相の河井克行被告(衆院広島3区)から現金20万円入りの封筒を差し出された広島県安芸太田町議会の矢立孝彦議長(67)が4日の町議会全員協議会で、17日に議長職を辞任する考えを示した。

 この日開会した町議会定例会前にあった非公開の全協で、定例会最終日の17日に辞任すると表明した。矢立氏は、克行被告と妻の案里被告(参院広島)が公選法違反(買収など)の罪に問われた同事件で、検察側から被買収者の1人に挙げられている。

 矢立氏はこれまで、昨年3月23日に自宅を訪ねて来た克行氏が封筒を置いて帰ったと明らかにした上で、「置き逃げされた」として現金受領に当たらないとの認識を示してきた。全協終了後、報道陣にあらためて現金受領の認識を否定する一方、事件が議長辞任の一因だとした。議員辞職するかどうかについては「今のところは任期を全うしたい」と述べた。

 矢立氏は、副議長などを経て2017年12月に議長に選ばれた。現金は「しかるべき機関」に提出したとしているが、具体名や時期は明らかにしていない。(山田太一)


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