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自民総裁選立候補へ岸田氏インタビュー 「経済は適正配分を」

2020/9/7 23:23

経済政策などについて語る岸田氏(撮影・浜岡学)

 自民党の岸田文雄政調会長(広島1区)は7日、党総裁選への立候補に当たり報道各社のインタビューに応じた。「分配、格差の問題に向き合う。経済政策の一丁目一番地は適正な配分だ」として大企業と中小企業、都市と地方の格差解消に取り組む姿勢を示した。

 「私が目指すのは国民の協力を引き出すリーダー」と改めて強調し、日本人拉致問題を巡る北朝鮮との交渉でも「リーダー自らが先頭に立つ」と訴えた。

 新型コロナウイルス感染対策に関し、経済活動を継続するための社員のPCR検査が、資金の潤沢な大企業に比べ中小企業で負担になっていると指摘。「こうした部分は支援をしていく」と述べた。テレワークやオンライン授業の定着を念頭に「大都市に住んでいなくても仕事ができ、教育や医療も受けられる」と東京一極集中の是正や地方振興を提唱した。

 東京五輪・パラリンピックは「完全な形での実施は難しいのでは」と分析。「感染対策や海外との往来を工夫し、開催にこぎ着けたい」と述べた。

 新政権発足直後の衆院解散・総選挙の是非は「国民の声を聞くのは政権のエネルギーになる」としつつ、新型コロナ感染対策が最優先課題だとも説明した。

 安倍晋三首相から「ポスト安倍」として期待を寄せられていたのに、首相出身派閥の細田派などが菅義偉官房長官への支持を表明した経緯を巡っては「政治の世界ではよくある。そうなった以上、その中で最大限努力する」と語るにとどめた。(下久保聖司)

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