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独立の彫り見事、篆刻印や書50点 岩国で企画展
2020/9/9 21:16
錦帯橋にゆかりがある中国明代の僧、独立性易(どくりゅうしょうえき)(1596〜1673年)が彫った篆刻(てんこく)印や書を紹介する企画展が、岩国市横山の五橋文庫で開かれている。12月20日まで。
独立は篆刻文化を日本に持ち込んだことから「日本篆刻の祖」と呼ばれ、錦帯橋創建のヒントをもたらしたとされる。東京国立博物館が所蔵する印二つの印影など資料約50点を展示。印は1辺2・5センチの立方体で5面に漢詩の一節などが彫られている。レプリカもあり、押印もできる。
江戸後期の歴史家頼山陽が彫ったとされる印もある。大石紗蓼(さりょう)館長は「独立の印は彫り跡が真っすぐ。高い技術の持ち主だったことが分かる」と紹介している。
午前10時〜午後4時。水、木曜休館。一般700円、大学生500円、高校生以下無料。同館Tel0827(28)5959。(坂本顕)
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