山口県のプレミアム宿泊券、最速で完売 5万枚がわずか25分
2020/9/12 13:17
額面5千円の宿泊券を半額の2500円で買える山口県のプレミアム宿泊券の最後の販売が、12日午前10時から中国・四国・九州地方のコンビニで始まり、5万枚が25分で売り切れた。過去3回の計46万枚も即完売したが、今回は最速での品切れとなった。
宿泊券は新型コロナウイルスで打撃を受ける観光業界の支援策。県内の旅館やホテルで来年1月15日のチェックアウト分まで利用できる。
県が7、9月に3回にわたって11万〜20万枚を発売した際は50分〜3時間20分で完売。インターネットオークションに出回り、実際の購入価格より高値で荒稼ぎする「転売ヤー」の存在が指摘されている。総額25億5千万円の半分の12億7500万円が税金の負担なだけに、転売防止の仕組みを取れなかったのかなど議論を呼びそうだ。
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