地域ニュース

【詳報・河井夫妻事件第8回公判】(9月15日)秘書証言<1>総理秘書団が与えるインパクト大きい

2020/9/15 21:36

 昨年7月の参院選広島選挙区を巡る大規模買収事件で公選法違反罪に問われた前法相の河井克行被告(57)=衆院広島3区=と妻の案里被告(46)=参院広島=の第8回公判が15日、東京地裁であった。検察側は、克行被告の公設第2秘書光元博美氏の供述調書を読み上げ「安倍晋三首相の秘書が克行被告の後援会関係者をしらみつぶしに回った」と明らかにした。

 【検察側による克行被告の公設第2秘書の光元氏の供述調書の朗読】

 私が使っているスマートフォンに残っている克行代議士とのやりとりの一部を紹介します。私は昨年5月11日、代議士から「安佐南区の(克行被告の後援会組織の)三矢会の役員・世話人回りは何人中、何人残っているの」と未訪問の人数を尋ねられました。私は、翌12日「205軒中、訪問したのは47軒です」と代議士に報告しました。

 同14日に代議士から「さらっとした口調ではダメですよ。とにかく真剣に心を込めて。ゆっくりと説明しなさい」と指示されるとともに「とにかく語尾を伸ばすな」と言われました。このように代議士は、訪問先の話し方まで細かく指示され、私は代議士の意向に沿った形で、三矢会関係者たちに投票を呼び掛けなければなりませんでした。

 ただ、私だけで三矢会の役員約200人を全て回るのは限界があると感じていました。当初は会計事務を担っていたので、外回りに出られるのは午前11時から午後5時ぐらい。日々の訪問先を決め、平均5軒程度しか回れませんでした。
(ここまで 603文字/記事全文 1022文字)

会員限定の記事です
  • 無料登録して続きを読む
  • ログインする
  • 前の記事へ
  • 次の記事へ

 あなたにおすすめの記事

アーカイブの最新記事
一覧