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弁護士解任で河井夫妻の公判分離 克行被告の審理は当面中断

2020/9/16 23:22

河井克行被告(左)と河井案里被告

 東京地裁は16日、大規模買収事件で公判中の河井克行被告の弁護人解任を受け、克行、案里両被告の公判を分離した。克行被告の審理は新たな弁護人が選任されて準備が整うまでは中断し、当面は案里被告の審理が先行して進む見通し。

 16日の公判には案里被告だけが出廷し、高橋康明裁判長は刑事訴訟法の規定で弁護人がいなければ、克行被告の公判を開くことができないと説明。案里被告に対し「あなたの裁判の進行を妨げることがあってはならない」と述べ、公判の分離を決定したと伝えた。

 東京地裁は16日から10月7日にかけ、「被買収者」とされる地方議員や元首長ら計19人を証人尋問することを決めている。地裁は克行被告の16、17、18日の期日を取り消したが、案里被告の日程に変更はないという。17日は自民党の下原康充広島県議(69)、18日は同党の平本徹県議(54)らが証人として出廷を予定する。

 解任された弁護人によると克行被告は「百日裁判」として週3、4日の公判期日が組まれていることに不満を募らせていたという。

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