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福山の会社役員殺人事件、アパート住民男性を不起訴 広島地検「本件の犯人でない」

2020/9/16 22:49

広島地検が入る広島法務総合庁舎(広島市中区)

 福山市神辺町道上のアパートで2月、近くの会社役員若嶋真一さん=当時(45)=が遺体で見つかった殺人事件で、広島地検は16日、死体遺棄の容疑で逮捕、送検された、このアパートに住んでいた男性(57)を不起訴処分とした。地検は「本件の犯人でないことが明らかなため」と説明した。嫌疑なしとみられる。

 若嶋さんは2月27日朝、男性宅で、遺体で発見された。死因は首を絞められた窒息死。遺体からは睡眠薬が検出された。男性は遺体を遺棄したとして死体遺棄の容疑で広島県警捜査1課と福山北署の捜査本部に逮捕されたが、「分かりません」などと否認し、処分保留で釈放された。その後、捜査本部は若嶋さんの同居人福山美保被告(52)=殺人と死体遺棄の罪で起訴=ら4人を逮捕、送検した。

 関係者によると、遺体発見の前日、男性は4人のうちの1人から薬を渡されて飲み、「気づいたら朝だった」と話しているという。男性からも睡眠薬が検出された。捜査関係者によると、この4人の中から「(男性の)犯行に見せかけた」という趣旨の供述が出ているという。

 県警捜査1課は取材に対し、「捜査も逮捕も適正だったと考えている」とコメント。広島地検は「当時の証拠関係と必要性から言えば、逮捕はやむを得ない」としている。

 この事件を巡り、同地検は16日、美保被告の兄保司被告(53)=死体遺棄の罪で起訴=の殺人の容疑と、知人の藤岡幸政被告(44)=死体遺棄の罪で起訴=の犯人隠避の容疑について不起訴処分とした。


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