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岸氏、防衛相で初入閣 中国地方選出、加藤長官「発信努める」

2020/9/16 22:59

国会内の事務所で首相官邸から防衛相起用の電話を受ける岸氏

 16日発足した菅内閣で、中国地方選出の自民党議員2人が入閣した。岸信夫氏(山口2区)は防衛相で初入閣。組閣で最大の焦点だった官房長官には加藤勝信前厚生労働相(岡山5区)が就いた。

 岸氏はこの日は国会内の事務所で首相官邸から入閣の電話を受け、「気を引き締めてやっていく」と述べた。

 参院議員を2期目途中まで務めた後、2012年の衆院選で初当選し、現在3期目。最大派閥の細田派所属で、昨秋から衆院運営委員会の筆頭理事を務めた。

 防衛相内定は15日夜、菅首相から電話で知らされ、直後に実兄の安倍晋三前首相(山口4区)に報告。「よかった。頑張ってくれ」と励まされたという。

 地元岩国市は米軍岩国基地を抱える。「山口には陸海空の自衛隊拠点もあり、国防を担う県だ。山口だけでなく、国全体の安全保障を受け持つ重みもかみしめている」と気を引き締めた。

 一方、内閣の要である加藤官房長官の初仕事は閣僚名簿の読み上げだった。黄色のネクタイを締めて官邸の会見室に現れると、「誠心誠意頑張ります」と訴えた。中国地方選出議員からの起用は08〜09年の河村建夫氏(山口3区)以来。

 就任会見に先立ち国会内で取材に応じ、「政権のスポークスマンとして国民に分かりやすい発信に努めたい」と強調。菅首相による官房長官からトップリーダーへの就任で、「竹下派のホープ」とされる加藤氏への期待も一層高まる。将来の首相候補と目されることに「そう簡単ではない。職責をしっかり果たしていく」と述べた。(下久保聖司、桑原正敏)


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  • 菅内閣の閣僚名簿を読み上げる加藤氏(撮影・浜岡学)

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