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観光列車「銀河」下り、福山で数十分停車 特産品や福山城PR

2020/9/18 21:16

12月からJR福山駅に停車するウエストエクスプレス銀河。到着した出雲市駅(出雲市)でも落ち込む観光業の起爆剤としてさまざまな歓迎を受けた(12日)

 今冬に大阪―下関間の山陽方面を走るJR西日本の長距離観光列車「ウエストエクスプレス銀河」の停車駅として広島県東部では福山、三原両駅が選ばれた。特に福山駅は下り列車が数十分程度止まる見通しで飲食物や土産物を買うためにいったん下車する乗客へ観光PRも可能になる。誘致を働きかけていた福山市も「官民挙げて市の魅力を伝えたい」と張り切っている。

 【動画】「ウエストエクスプレス銀河」報道公開

 JRによると、銀河は6両編成で全席予約制。定員は101人だが、席数は新型コロナウイルス対策も踏まえて検討する。山陽方面は12月12日に運行を開始し、3月まで週2往復程度を予定している。

 関係者によると、下り列車が数十分程度停車する福山駅では第1便が停車する12月12日にホームで乗客を出迎え、構内1階のコンコースで歓迎イベントを計画中。市内の芸能グループに呼び掛けるなど、もてなし準備も本格化させる。

 期間中は下りの乗客向けに地元の特産品や2年後に築城400年を迎える福山城、バラの関連グッズなどを販売予定。福山城はこの時期、改修工事で天守などがシートに覆われるため城の魅力を伝える映像などを提供してPRすることにしているという。

 銀河停車は枝広直幹市長も大歓迎。「地元の魅力を感じてもらいながら旅を楽しめるよう、おもてなしをしたい。あらためてゆっくりと福山駅へ足を運んでいただくきっかけづくりにもしたい」とのコメントを出した。

 銀河は長時間かけて各地を巡るが食堂車などを備えていない。このため、停車駅での物販などの充実が成否の鍵を握るとみられている。銀河は11月までは山陰方面を主に運行中。出雲市駅(出雲市)などで歓迎イベントが開かれるなどしており、新型コロナの影響で落ち込む地元観光業への追い風として期待を集めている。(門戸隆彦) 


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