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自転車道で通学安全に 広島市西区観音新町に市内初整備

2020/9/18
縁石で区切られた自転車道。10月の利用開始に向けラインを引く作業が進む。奥は山陽高

縁石で区切られた自転車道。10月の利用開始に向けラインを引く作業が進む。奥は山陽高

 広島市は、市内で初めてとなる自転車道を西区観音新町に整備する。10月初旬から全長1・4キロのうち片側約0・7キロの利用を始める。周辺に高校や大規模工場があり、朝夕を中心に多くの車と自転車が行き交うため、車道と明確に区分けして安全を確保する。県営広島西飛行場跡地の再開発に伴う県道改良の一環。

 自転車道は、2車線から4車線に拡幅を進めている県道南観音観音線1・6キロのうち1・4キロに整備する。幅は自転車がすれ違える2・5メートルを確保。上下線の車道の外側に設け、縁石で区切る。さらに外側に幅2メートルの歩道も設ける。

 県道の周辺には、三菱重工広島製作所観音工場や山陽高、商業施設の広島マリーナホップがある。山陽高は全校生徒1184人の7割に当たる850人が自転車で通う。市は当初、縁石で区切らない幅1・5メートルの自転車通行帯の整備を検討したが、同校や県警と協議し、安全を確保するため自転車道に変更した。

 県道改良は昨年9月に着工。幅を10メートルから25メートルに広げ、直角の曲がり角が4カ所続くクランク状の車道は緩やかなカーブに変更する。2021年春の完工を見込み、事業費は約8億2400万円。市と県が半分ずつ負担する。

 西飛行場跡地では、産業団地や市の多目的スポーツ広場の整備が進む。市都市機能調整部は「将来的にはさらに交通量が増えると見込んでいる。安全かつ利便性の高い道路にしたい」としている。(新山創)

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