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【詳報・河井案里被告第11回公判】(9月18日)平本県議証言<1>案里被告と「特に親しいと思っていない」

2020/9/19 0:22

 昨年7月の参院選広島選挙区の大規模買収事件で、公選法違反罪に問われた河井案里被告(46)=参院広島=の第11回公判が18日、東京地裁であった。自民党の平本徹広島県議(54)=安芸郡=が検察側の証人として出廷し、妻を通じて案里被告から現金30万円を受け取り、案里被告から口裏合わせの電話があったと証言した。法廷でのやりとりの詳細は次の通り。

 【平本県議への検察側の尋問】

 検察官 職業は県議会議員か。

 証人 はい。

 検察官 2015年に初当選し、19年に再選して2期目か。

 証人 はい。

 検察官 選挙区は安芸郡の府中町、海田町、熊野町、坂町の4町か。

 証人 はい。

 検察官 会派は1期目が桧山俊宏県議と同じ自民会、2期目は広志会・つばさか。

 証人 はい。結構です。

 検察官 桧山県議との関係は。

 証人 私の父の親友で、父が亡くなった後に息子のようにかわいがっていただいていて、相談して頼りにする人です。

 検察官 案里被告との関係は。

 証人 会派が一緒でした。特に付き合いはありません。

 検察官 親しいか。

 証人 特に親しいと思っていません。

 検察官 克行被告との関係は。

 証人 ほとんど面識はありません。

 検察官 案里被告が参院選に立候補すると知ったのはいつか。

 証人 18年12月か次の年の1月か。自民党が公認するといううわさが出ていました。

 検察官 正式に知ったのはいつか。

 証人 3月上旬から中旬に自民党公認に決まったと聞いて、報道で確認した時です。

 検察官 自民党が溝手顕正氏に加えて、案里被告が立候補することをどう思ったか。

 証人 大変難しい立場に置かれたと思いました。

 検察官 具体的には。

 証人 父と溝手先生は懇意にしていて、私の結婚式の主賓スピーチを溝手先生にしていただいた。案里さんは4年間同じ会派でした。すごく難しい選挙になったと困惑していた。

 検察官 どう対応したか。

 証人 極力動かず、最低限でやり過ごそうと思いました。

 検察官 選対には入ったか。

 証人 溝手先生の陣営から選対に入るように電話がありましたが、辞退しました。

 検察官 広島選挙区は定数2議席で、溝手氏がいるところに案里被告が立候補して、どう票読みしたか。

 証人 溝手先生は当確で、残りの1議席を森本真治氏と河井案里被告で争う大変厳しい選挙と思いました。

 検察官 案里被告から現金をもらったか。

 証人 はい。

 検察官 いつか。

 証人 4月5日に30万円です。

 検察官 19年の4月5日ということでいいか。

 証人 結構です。

 検察官 4月5日には何があったのか。
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