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木次線トロッコ列車「おろち号」20年 秋満喫の旅(2018年10月15日掲載)

2020/9/19 17:44
手を振りながらJR日登駅を出発するツアー参加者たち

手を振りながらJR日登駅を出発するツアー参加者たち

 JR木次線のトロッコ列車「奥出雲おろち号」の運行20周年を記念し、雲南市木次町日登地区の地域自主組織「日登の郷」が企画したツアーが14日あった。市民ら40人が、約6時間のトロッコ列車の旅を楽しんだ。

 JR日登駅(同町)を発着点に、備後落合駅(庄原市西城町)までの11駅を巡った。出発を前に、日登駅でセレモニーがあり、日登の郷の佐藤弘之会長(66)が「駅を活用して地域を活性化させていきたい。ツアーでは秋の景色を楽しんでほしい」とあいさつ。午前10時14分、汽笛を鳴らしておろち号が出発した。

 列車内では、参加者が駅長や車掌の制服を着て記念撮影。旧国鉄OBの「車掌」に、ツアー特製の硬券へスタンプを押してもらうなどした。

 おろち号は1998年4月、沿線の活性化を狙い、木次―備後落合間60・8キロで運行を開始。ガラスのない開放的な客車が特徴で、出雲坂根―三井野原間は標高差約162メートルの傾斜を3段式スイッチバックで進む。

 2010年に一部の列車で出雲市駅から片道の延長運転を始め、17年度までの20年で計約29万人が乗車した。7月の西日本豪雨の影響で約1カ月間、一部区間で運休。今月19日〜11月25日は、紅葉期間として毎日運行している。(口元惇矢、三宅瞳)

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