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島根県内100歳以上860人 10万人当たり120人突破、全国初
2020/9/20 21:08
島根県内に住む100歳以上の高齢者の割合が、人口10万人当たりに換算すると127・60人で、8年連続の全国1位となった。120人の大台を突破するのは全国初という。男女計860人に上り、昨年に比べて145人増えた。
県が15日時点の住民基本台帳を元に1日にまとめた。女性は745人(昨年比111人増)、男性は115人(同34人増)。市町村別では松江市の192人が最多で、出雲市183人、益田市66人と続いた。全国的に1920年生まれの人が多く、人数を押し上げたとみられる。
10万人当たりの人数は全国平均(63・76人)の2倍以上。吉賀町が341・63人と最多で、美郷町340・68人、川本町286・90人と郡部で高かった。
県内の最高齢は、1910(明治43)年に生まれた益田市匹見町の藤井栄さん(110)だった。
高齢化率は、34・3%で全国平均を5・9ポイント上回った。県高齢者福祉課は「自然に恵まれ、現役で農作業に励む高齢者も多い。その人らしく生活してもらえるよう行政としても支援したい」とする。(三宅瞳)
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