地域ニュース
松江に「よう参られた」 武者口調で話す自販機 城の天守近く(2019年9月8日掲載)
2020/9/24 14:53
「よう参られた」などと武者口調でしゃべりだす自動販売機が、国宝の松江城天守(松江市殿町)近くの「ぶらっと松江観光案内所」前にお目見えした。笑みをたたえた松江開府の祖、堀尾吉晴のイラストがほどこされ、お茶やジュースに加え、登城記念の「御城印」も購入できる。
お金を入れたり、商品を選んでボタンを押したりすると、「よう参られた」「あっぱれ」、出雲弁でありがとうを表す「だんだんでござった」などの音声が流れる。武者姿で城を案内している「まつえ若武者隊」の本間亀二郎隊長が吹き込んだ。
御城印は1枚500円。市内に住む書家で詩人のこーたさんが、「国宝松江城」の文字と共に1枚ずつ別のメッセージを添え、おみくじ感覚でも楽しめる。
ダイドードリンコ(大阪市北区)や松江観光協会が共同で設置。売り上げの一部は、同協会の観光事業に充てる。担当する同協会の糸賀文子さん(30)は「江戸時代に建てられた天守が残る武者のまち。過去にタイムスリップしたようなロマンを感じてもらえれば」と話している。(三宅瞳)
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