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松江城天守入場50万人超す 2016年、国宝効果(2017年1月13日掲載)

2020/9/24 16:08

 松江城天守(松江市殿町)の2016年の入場者数が52万1567人(速報値)となり、現在の集計方法となった1997年以降、初めて50万人を超えた。15年7月指定の国宝効果とみられる。ただ16年8月以降は前年同月を下回っており、市は「城や城下町の魅力を幅広く発信したい」としている。

 松江城山公園管理事務所によると、年間入場者は15年の49万4189人を2万7378人上回った。月別での最多は5月の6万2561人。1〜7月は前年比約2千〜1万7千人増で推移した。一方で8月以降は前年同月を約3千〜1万7千人下回った。

 うち外国人は2万2966人で、前年比1055人増。国・地域別では韓国、台湾、米国の順に多かった。

 荻野滋副所長は「国宝指定1年が一つの区切り。8月以降はブームが落ち着いた」と分析。「リピーターが増えるようおもてなしを工夫したい」と話す。

 市は、城周辺のライトアップや江戸時代の松江藩主松平不昧(ふまい)公没後200年の18年に向けた茶の湯文化のPRに力を入れる。市観光文化課は「国宝効果を継続、波及させて宿泊や消費に結び付けたい」としている。(西村萌)

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