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江戸前半の武家屋敷跡か 松江で石垣出土 城下町の形成示す(2015年5月28日掲載)

2020/9/25 20:00
武家屋敷の長屋門跡とみられる石垣

武家屋敷の長屋門跡とみられる石垣

 松江城(松江市)本丸から約450メートル南東の同市母衣町で、武家屋敷の建物跡とみられる石垣の一部が見つかり、27日公開された。城下町形成期の建物配置がよく分かるようになっている。

 見つかった石垣は東西方向に延び、長さ約6・5メートル、幅約4・2メートル、高さ約0・8メートル。石垣上には長屋と門を兼ねた長屋門があったとみられ、出土した地層や石垣の積み方から17世紀前半のものと特定した。

 17世紀前半の松江城下町を描いた絵図には、当時の城主堀尾氏の馬廻(うままわり)を務めた「野村孫太郎」の屋敷があったとされる場所。道路拡幅工事に伴う調査で見つかった。

 発掘した市スポーツ振興財団埋蔵文化財課の小山泰生調査員(36)は「江戸時代前半の上級武士の暮らしが分かる発見」としている。(秋吉正哉)



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