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松江藩家臣の屋敷跡か 市 中電支社敷地の発掘調査(2016年11月2日掲載)

2020/9/25 20:16
見つかった武家屋敷の礎石(市提供)

見つかった武家屋敷の礎石(市提供)

 松江市は中国電力島根支社(同市母衣町)敷地内の発掘調査で、江戸時代初期の松江藩の有力家臣、堀尾因幡の屋敷とみられる建物跡が見つかったと発表した。

 松江市によると、堀尾因幡は松江開府の祖堀尾吉晴氏の娘婿で、石高は堀尾修理の6500石に次ぐ4900石の重臣と伝えられる。17世紀前半の絵図から、堀尾因幡の屋敷と推定され、堀尾氏が城下町の南側に信頼する家臣を置いていたとみられる。

 建物の規模は、東西18メートル以上、南北8メートル以上とみられ、松江城の石垣と同じ大海崎石を使った礎石があった。持ち込んだ土で造成したとみられる南側に門があったと考えられ、東側には屋敷の境となる溝の一部が確認され、幅20メートルにもなる可能性がある。

 中電の建物新築工事に伴い、市が8月から発掘調査している。市歴史まちづくり文化財課は「絵図や文献に残っていない武家屋敷の配置を具体的に知る上で貴重」としている。(西村萌)


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