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「平和研究拠点」構想足踏み 旧理学部1号館活用、公表1年10カ月で基本計画示されず
2020/9/27 22:59
広島市が広島大本部跡地(中区)に所有する被爆建物の旧理学部1号館に、市と広島大、広島市立大が連携して新たな平和研究・教育の拠点をつくる構想が停滞している。市は2019年度中に基本計画をまとめるとしていたが、今も「両大学と協議中」として計画を示していない。被爆75年を経て建物の劣化が進む中、構想の速やかな具体化が求められている。
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