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【バスケットボール】いざB1開幕 広島ドラゴンフライズ<中>未知の舞台 苦境での対応力が鍵に

2020/9/29 22:42
初挑戦のB1へ、対応力が求められる堀田監督(中央)や選手

初挑戦のB1へ、対応力が求められる堀田監督(中央)や選手

 B1とB2の違いは何か―。開幕前は、それを体感できなかった。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、開幕前の対外試合を1試合しか組めなかった。唯一の機会だった19日のプレシーズンゲームB1滋賀戦も、相手の外国人の多くが不在。約半年ぶりの試合で硬さもあり、堀田監督は「練習でできていたことが、6割ぐらいしかできなかった」。手探りのシーズンインとなる。

 B1での戦いで、最も警戒するのは高さだ。広島の長身選手はエチェニケが208センチ、トレイラーが203センチに対し、開幕戦の大阪は213センチと208センチの外国人が在籍。強豪クラブにはガード陣の長身選手も多い。高さの利がないことは、速攻を戦術に取り入れた理由の一つだ。堀田監督は「想定したプレーがうまくいかなかった時、二の矢、三の矢まで考えている」。プレーの選択肢を増やすことで、高さで劣る時の対応に備えている。

 選手起用も変わる。攻守に当たりが強いB1では、1試合40分間のうち、30分以上出場する選手は少ない。しかし、B2の昨季は古野、朝山、ケネディ、トレイラー、エチェニケの5人が1試合平均30分以上コートに立っていた。指揮官は「今季は走って体力を使うバスケをするので、どんどん選手交代する」と明言。田渡やマーフィーの加入で選手層を厚くしたが、実戦機会が少なかったため、不安を残す。

 B2時代の勝って当たり前だった感覚も、変えなければならない。昨季は勝率8割5分1厘。田方アシスタントコーチは「負けた後どう反発するかの経験が少ない」と、敗戦後のチームの雰囲気づくりなどにも思いを巡らせる。

 準備して臨んだとしても、初のB1の戦いは想定外のことが多いだろう。朝山は「速い攻撃の出しどころの判断や、うまくいかない時の対応力など、どれだけ順応できるかが大切」。チーム一丸で、難局を乗り越える強さが問われる。 

B1開幕特集 ドラゴンフライズ

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