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【バスケットボール】いざB1開幕 広島ドラゴンフライズ<下>ゆかりの指導者2人に聞く

2020/10/1 0:35
佐古賢一氏

佐古賢一氏

 悲願のB1に挑む広島を、ゆかりの指導者も注目している。初代監督の佐古賢一氏(現日本代表アシスタントコーチ)と、コーチの大野篤史氏(現B1千葉監督)。今季への期待やB1とB2の違い、強豪になるために必要なことなどを聞いた。(聞き手は矢野匡洋)

 ■朝山中心に粘り強さを 初代監督・佐古賢一氏

 B1の舞台でも、広島らしい粘り強さを大事にしてほしい。強豪になるためには絶対に必要な要素で、継続できれば昇格1年目でのチャンピオンシップ(CS)進出も可能だと思う。

 B2との最大の違いは高さと経験だ。高さと体格はガード陣を含め大きく変わるだろう。経験は学生時代から培われるもの。B1では高校、大学で海外でプレーし、世界大会で国を背負った選手も多い。広島は荒尾と田渡という経験のある選手を獲得した。本気度を感じる補強だ。

 上位進出の鍵を握るのは古野だろう。ポイントガードとして、アシストの感覚や体の強さが目を引く。経験こそ少ないが、潜在能力は高い。個人的に思い入れのある朝山がチームを引っ張り、田中がB1でも3点シュートの名手として活躍できるかどうかも楽しみにしている。

 僕が広島を離れて時間はたったが、粘り強く戦うスタイルを朝山がしっかり引き継いでくれている。自分たちを信じて戦ってほしい。

 ■チームの文化を明確に 元コーチ・大野篤史氏

 広島と対戦できることがすごくうれしい。私は単身赴任で、妻と2人の息子は広島の自宅にいるから愛着は深い。世間ではB2から上がってきた(格下の)チームと思われているかもしれないが、関係ない。研究して全力でぶつかる。

 B1で戦えるチームをつくるためには、チームの文化、約束をつくることが一番大事。私は「ハイエナジー」「タフ」「ステイトゥギャザー(一体感)」の三つにこだわった。パワフルで、肉体的、精神的にタフじゃないと誰も応援してくれない。個々がばらばらなチームは見たくもない。

 今では、新加入選手もそれを理解して入ってきてくれる。最初からバスケの内容に集中できる良い循環になっている。広島と来年2月に戦う時は、お互いにそういうチームを見せられるのではないかとわくわくしている。

 堀田監督とは日体大時代の同期。最近も私の誕生日(8月12日)に電話をもらった。高校時代から知る友人と、指導者として対戦できることも楽しみだ。

B1開幕特集 ドラゴンフライズ


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  • 大野篤史氏((C)B.LEAGUE)

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