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広島みなと夢花火中止 21年夏、3密回避など考慮か

2020/10/1
2021年の中止が決まった広島みなと夢花火大会(2017年7月、多重露光)

2021年の中止が決まった広島みなと夢花火大会(2017年7月、多重露光)

 広島港(広島市南区)一帯で毎夏開かれている「広島みなと夢花火大会」を主催する広島祭委員会などが、来年の花火大会の中止を決めたことが30日、分かった。新型コロナウイルス対策で来場者の「3密」を避けるなど運営上の課題をはじめ、複数の理由から判断したとみられる。一方、代替イベントを検討する。

 同大会は2003年に太田川花火大会と統合され、毎年7月の第4土曜日に開かれていた。1時間で約1万発の花火が打ち上げられ、毎年40万人以上が訪れている。

 今夏は、当初予定されていた東京五輪・パラリンピックと時期が重なり、十分な警備態勢を確保できない状況だったことや、広範囲な交通規制を伴うため、日程変更についても周辺事業者の協力が得られる開催日を組めなかったことなどから中止を決めていた。

 同委員会などは30日、市内で検討会議を開いて来年の開催について協議。コロナ禍の中、花火を見ようと詰め掛ける来場者の密集を防ぐのが難しい点や、東京五輪が1年延期されたことなどを考慮し、日程変更も含めて検討した上で中止を決めたという。

 広島県内の花火大会を巡っては、世界遺産の島・宮島(廿日市市)で毎年8月に開かれる「宮島水中花火大会」も、来年の中止を6月に発表している。十分な警備態勢の確保が困難な点や新型コロナの影響を踏まえている。(新山創) 

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