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【詳報・克行被告元秘書第6回公判】弁護側被告人質問 「1日1人3万円」じゃなく「1日3万円」

2020/9/30 23:59
広島地裁

広島地裁

 衆院議員の河井克行被告(57)=公選法違反罪で公判中=の妻案里被告(47)=同=が初当選した昨年7月の参院選広島選挙区で、車上運動員14人に違法な報酬を払ったとして同法違反(買収)の罪に問われた克行被告の元政策秘書高谷真介被告(44)の第6回公判が30日、広島地裁で開かれ、弁護側、検察側の被告人質問があった。高谷被告は「報酬決定の権限はなかった」などと述べ、あらためて違法報酬の支払いへの関与を否定した。主なやりとりは次の通り。

 ■弁護側の被告人質問

 弁護人 車上運動員の仲介役の男性が昨年5月に事務所を訪れた時のことは覚えていますか。

 被告 はい。事務長男性と車上運動員について打ち合わせするために訪問された。何の打ち合わせかは具体的には聞いていない。

 弁護人 仲介役の男性から車上運動員の報酬について何か話し掛けられましたか。男性は「今回って代議士のいつもの時と同じでいいですか」などと被告に話したと証言している。

 被告 ありません。違和感がある。そもそも男性はこれから事務長と打ち合わせするために訪問し、相談前に担当者でもない私に言うことは考えられない。

 弁護人 その後に事務長に「車上運動員の報酬だけど3万円くらいかな」と言われ、被告は「広島の相場はどんな感じですか」と尋ねている。事務長は「だいたい3万円だと思う」と答えた。事実ですか。

 被告 はい。私は「いいんじゃないですか」と言った。以前の選挙で遊説を担当している(案里被告の公設第2秘書の)立道浩さんに詳しく聞いてくださいという感じで助言したと思う。

 弁護人 報酬が3万円と聞いて違法だと思いませんでしたか。

 被告 思いません。
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