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【社会人野球】三菱重広島が第1代表 都市対抗野球中国予選、JFE西は敗退

2020/10/4 23:07
【三菱重工広島―三菱自動車倉敷オーシャンズ】第1代表決定戦を制し、喜び合う三菱重工広島ナイン

【三菱重工広島―三菱自動車倉敷オーシャンズ】第1代表決定戦を制し、喜び合う三菱重工広島ナイン

 社会人野球の都市対抗大会中国予選第6日は4日、東広島運動公園で第1代表決定戦と敗者復活戦があった。来季から系列チームに再編される三菱重工広島(広島市)が三菱自動車倉敷オーシャンズ(倉敷市)に10―0で八回コールド勝ちし、3年ぶり17度目の本大会(11月22日から12日間・東京ドーム)出場を決めた。

【写真】三菱重広島、都市対抗初出場で優勝(1979年)

 敗者復活戦はJR西日本(広島市)がJFE西日本(福山市・倉敷市)を8―0で下した。5日の第2代表決定戦で三菱自動車倉敷オーシャンズと対戦する。

 ▽今季限りで幕の三菱重広島、歓喜の全国切符

 10点目の走者を迎え入れた瞬間、この1年に懸けた思いが報われた。今季限りで75年の歴史に幕を下ろす三菱重工広島は第1代表で本大会出場を決めた。町田監督は「悔いがないように終わりたかった。選手が頑張ってくれた」。3度宙に舞い、喜びをかみしめた。

 理想的な展開だった。一回に3点を先取すると、つなぐ意識で安打を量産。得点が入るたびに、ベテランから若手まで跳び上がった。援護をもらった11年目鮫島は「これまでの経験や思い、全てをピッチングに込めた」。6安打無失点の快投で勝利を確実にした。

 勝ちたい理由は山ほどある。再編が発表された3月以降、新型コロナウイルスの感染が拡大。オープン戦は中断し、全体練習ができない日々が続いた。日本選手権も中止。移籍や引退と来季の道が分かれる中、コミュニケーションを密に今大会に照準を合わせた。

 「日本一を取るために本大会も粘り強く戦いたい」と青木主将。41年前、初出場初優勝を飾ったあの舞台で最後の意地を刻む。(西村萌)

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