防府の陸上自衛官はバーベキュー参加 山口県、新型コロナ3人感染
2020/10/6 17:49
山口県で6日、新たに3人の新型コロナウイルス感染が明らかになった。防府市と周南市、長門市で各1人。
県によると、防府市の1人は20代陸上自衛官女性。7月7日から9月29日にかけて、多数の感染者が確認されている陸自朝霞駐屯地(東京都練馬区など)での教育課程訓練に臨み、感染源とされる私的なバーベキューにも参加していた。鼻づまりやせきなどの軽症。防府市の寮まではマスクを着用して新幹線など公共交通機関で戻り、直後から隔離されていたため濃厚接触者はいないという。
ほかは、川崎市からの出張中に周南市の宿泊施設に滞在していた40代会社員男性と、知人への面会で長門市を訪れていた神奈川県の40代会社員男性。ともに無症状。
川崎市の男性は9月27日に同僚数人とともに来県し、翌28日から周南保健所管内(周南、光、下松の3市)の工場で定期補修工事に当たっていた。今月3日に川崎市から同市の感染者の濃厚接触者だと連絡があり、5日のPCR検査で陽性と判定された。濃厚接触者の有無は調査中。
神奈川県の男性は長門市の施設に入所中の知人の面会のためマイカーで4日に来県。5日に施設を訪れた際、所属する医師の指示でPCR検査を受け、陽性が出た。山口県内での濃厚接触者はいない。同市での感染確認は初となった。
これで県内での感染確認は202人となった。現在の患者数は7人で、うち重症は1人。
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